紅茶農園主のブログ

数十年知らなかった…ファイロファックスに隠された事実に驚愕!

2025年3月3日

ファイロファックスのバルモラルというシリーズが発売されたのは確か1985年だったと記憶しています。左右に開く「ラップアラウンド式」と呼ばれる手帳で、見た目にはお弁当箱のような四角い手帳。開くと、3つのエリアに分かれます。右端はジョッタになっていて、リングから外したリフィルを書いたりできる。

バルモラルを現在2冊持っていて、一つの不具合が気になったので修理に出しました…。リングがグラグラするのと、フックのカバーが外れてしまっている。この二つはファイロファックスでよくあることのよう。

問題はもう一つ、気になってしかたなかったのが、裏表紙のポケットについているカバーがパタパタして開閉のたびにすごくストレスになっていました…。これも修理して欲しくて銀座の有名文具店へ連絡。そこで教えてもらった驚愕の事実に唖然とした…。「このパタパタのカバーはマチのないポケットに差し込んで使うんですよ」

ええっ〜! 知らんかったわ(汗)思わず声が… 事実、手元にある今使っているバルモラルでやってみるとピッタリ収まった! パタパタする部分がくびれている理由も判明。そのくびれがきちんとポケットに収まるようになってた! 修理が完了するまで約1ヶ月とのこと。春にはバルモラル2冊体制で運用できることになりました。あまりの驚きとショックの反動で、紅茶農園主の日記もスタートしなくちゃと相成りました。

このカバーがパタパタする。
ポケットカバーの「R をとったくびれ」の意味がやっとわかった。
わかりにくいですが、手前のマチのないポケットに差し込むとパタパタしない。
こちらはブラックのバルモラル。修理に出したのはバーガンディー(濃い赤)の色違い。
こちらが修理に出したバーガンディーの「バルモラル」。右の刻印に10CLFJとあって、10はポケットの数。 マチのないポケットも含めて10個のポケットなので、まさかここに差し込むとは思わなかった! てっきり切手入れとかに使うポケットかなと思い込んでおりました。