紅茶農園主のブログ

やっと入手! パルティータ第3番

2023年10月1日

バッハ無伴奏パルティータ第3番ホ長調。この曲をSPレコードで聴きたくて探しておりました。それがやっと見つかりました。おまけに別ルートで当時の付属されていた解説まで手にできた。解説を書かれたのは中村善吉さんという有名なレコード解説を書かれていた方…(本職は音楽家ではなかったみたい)。何なんだろうね。本当に不思議です。あれだけ探し回って見つからなかったのにね。実は、手元にサラサーテ演奏(本当にサラサーテが演奏録音した)のパルティータ第3番を持ってはいるのだけれど、回転数が71回転で録音されているので、通常の78回転の蓄音機で聴くと早すぎて聴けない。蓄音機は速度調節ができるが、もはや元に戻らなかったら困るので動かしたくない。でも欲しかったので手に入れはしたけれど、やっぱり聴けない。そんな努力が報いられたのだ。やった! いつでもバッハのパルティータが聴ける贅沢に感謝。さて、SPレコードの素晴らしさや歴史的、文化的意義についてもこのブログ内でまとめていきたいと思っております。近々スタート予定です。
「僕のSPレコードライブラリー」として1枚ずつ、恥ずかしながらのコレクション数ですが、取り上げていきたいと思います。なぜそうしようと思ったか? 今ならまだ間に合うから(笑) LPレコードは…絶対ムリ(涙)どこに何があるかさえわからないかも(汗)
ヴァイオリン独創はユーディ・メニューイン。1916年アメリカ合衆国出身のヴァイオリニストであり指揮者。改めてレコードは紹介しますが、シゲティのバッハ「ヴァイオリン無伴奏ソナタ第1番」をよく聴く身としては素晴らしく分かりやすくて明るく楽しい🎵 素人なので音楽的学術的解説はできませんが、聴いていてとても明るく素敵な要素がいっぱいで嬉しくなる。特にガヴォットは素晴らしい。ちなみにこの解説の裏に値段が書かれていた。14円76銭也。満州国関東州その他では特定値段…と但し書きが書かれておりますから戦前のレコードですね。1945年8月のソ連による占領開始までの間とすると、1945年はメニューインが30歳の時ですから、えー! このレコード録音したの20代なの?! と、解説を手に入れて新たな発見にドキドキした次第です。