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飴色に変化していく手帳をつくりました
飴色に変化していく手帳をつくりました
2023年9月21日
正確には手用ではなく、ノートです。思考をまとめるノートをバイブルサイズ(実際にはフランクリンサイズね)のリフィルでまとめるというのをずっと続けていて、それこそ試行錯誤を繰り返しながらやっと一つにまとめることができた。頭の中をすっきりと片付けていくために、仕事や勉強からプライベートまで考え始めたらこのノートに書き出して思考するというシステム。我ながらお気に入りのシステム。縁あって入手していたミネルバボックスという革素材の手帳に集約した。この手帳は通常のバイブルサイズの幅よりも約2センチ幅広のフランクリンプランナーにも対応するところが優れもので、リング径も大きくて(それでも一年分は無理だけど)新しいリフィルをセットして半年は大丈夫。本来はパーカー51で書くのに最適な(と自分では思っている)手帳の用紙をわざわざ分解して穴を開けて閉じて使っている。ところが、書斎の机以外の場所へ持ち出して書くと、インク漏れしてしまうという恐怖を体験して以来、普段使いにはジェルインクで書きやすいサクラクラフトラボの005を使用中(インクは万年筆同様ブルーブラックです)。これ、軸の色にこだわって揃えました。手帳よりもペンの方が色が濃いでしょ。ところが、ミネルバボックスは経年変化が激しくて使っているうちに色がどんどん変化していくのです。コロナ禍になる前に、日本橋の店で飴色に変化して皮の表面がツルッツルになって輝いているミネルバボックスの手帳を触って以来、魅力に取り憑かれた。サンプルがいいのよ。本当はね。でも、売ってくれない。一応聞いてみましたよ。その時も…答えは新品を買ってくださいとのことで、敢えなく却下。やはり自分で育てるしかなさそうだ。さて、3年も毎日使えば見事な飴色に変化してくれていると思う。その時、005(ネーブルオレンジ)と同色になって溶け込んでくれることを楽しみにしているという今日この頃です。