紅茶農園主のブログ

ガーデンティーのひと時を蓄音機のモーツァルトで(RSKバラ園 宮本英治の紅茶教室)

2023年6月10日

RSKバラ園で今期第2回目の紅茶教室です。今回のテーマは「お庭で楽しむガーデンティーの魅力」バラ園内で咲き誇る薔薇に囲まれ、今年の春摘みファーストフラッシュとRSKバラ園オリジナルローズテイーを召し上がっていただきました。そして、紅茶とお菓子を楽しむ間、蓄音機によるモーツァルトを楽しみました。今日はオーボエ四重奏曲 ヘ長調(k370)とピアノコンチェルト 第20番 ニ短調(k466)。

1730年頃に始まったティーガーデンの世界観は市民が思い思いに各地のお庭でお茶が楽しめるというもの。上流階級の人々は、このティーガーデンで音楽を聴いたり花を観たり香りを楽しんだりしながら過ごしました。

因みに、1730年の今日(6月10日)は調べてみると、なんと土曜日でした! 293年前の今日もロンドンの公園で今時分の時刻にお庭で音楽を聴いてダンスを楽しんだり、紅茶を楽しんでいたことでしょう。まったりと穏やかな薄曇りの天候もどことなくロンドンの公園を想わせるひと時でした。