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ボールペン復活の時が来た!
ボールペン復活の時が来た!
2023年6月4日
手帳のペンホルダーに収まっているのは「サクラクラフトラボ 001」。手帳の革のボルドー色と名刺とあまりにもよく合っているので、この位置にセットしています。惚れ惚れうっとり。大好きなボールペンだが、ひとつだけ問題が…書き味が悪いのです。かすれ具合がストレスになって面白くない。そこで今回、リフィル(芯)を別のものにしてみようと思った次第です。
ご登場願うのはやはりこの方…ジェットストリームの替え芯。書き味抜群だし、うまくいけば利用できそう。実際、シェーファーのボールペンも中身はジェットストリーム(笑)。
さて、純正のリフィルと形大きさがほぼ同じなので、やってみる価値あり。各種替え用のリフィル(芯)はストックしてあるので大丈夫。でも、まずは使い古しのリフィルで試してみる(失敗したらもったいないからね)。
上が001純正のフィリル。下がジェットストリームの替え芯。入れてみるとほぼピッタリ。これはいける! ところがジェットストリームの方が軸が長くて収まらない。ならば切ってやれ! カッターを使って丁寧に切り落とす。
切り落とした部分をよくみると、インク漏れを防ぐための溶剤が詰められておりました。これが流れ出ると嫌だなぁ。
ならば、こうしてやれ。ティッシュペーパーをちぎってピンセットで詰めました。
これなら流れ出てこないだろう。
喜んでさっそく試し書き…紙はモレスキン。書いてみると予想に反し、かすれて全然ダメ。ここでピンと来た。もともとリフィルにも栓はしてなかったから、蓋をしちゃうとエアを噛んだようになって万年筆みたいにインクが降りてこない? ピンセットで今度は取り除き、書いてみると下の線のようにくっきり書けた!
確認できたので、新品のリフィルの封を開けて、軸を切り取る。インク漏れを防ぐためであろう溶剤がカットした端から出てきそう。ベタつくので擦り切れいっぱいになっている溶剤を少しティッシュで取り除いて溢れ出てこないようにした。こぼれ出たら大変なんですが、アンティーク万年筆のインク漏れでいつも手を汚している者からすれば、あまり危機感は感じない。大丈夫! 根拠のない安心感で早速装填…
ほらぴったり! ボディはサクラクラフトラボ 001 ですが、顔を出しているリフィル(芯)はジェットストリーム…♪ 全く違和感なし!
モレスキンのノートに試し書きしたところ、実に書き味がよろしい。これはいい。普段使用している筆記具は万年筆が多いのですが、モレスキンではとてもじゃないが使えない。裏抜けがすごいため。裏ページは使えない。筆記具と紙の相性というものがあって、モレスキンで使うならジェットストリームは最高クラスだと思う。更に言うとBindex のリフィル(用紙)との相性も抜群。Bindexと万年筆の相性が僕にとっては今ひとつ書き味が好きじゃないのでほとんど使わずにしまい込んでおりました。ボールペンである 001 が復活したことで2種類の用紙も復活を果たした次第です。ああ、早く001で書きたい!