紅茶農園主のブログ

時間かかっても撮り続けたい

2022年5月19日

フイルムカメラで写真を撮ることが「当たり前」だった時代にカメラと写真にのめり込んでいたこともあって、今でも「フイルムで写真を撮る」ことを続けたいと思っております。露出もピント合わせもすべて手作業。フイルムカメラの良さは「露出が合っていない写真、ピンボケの写真を撮らせていただける!」点にある(笑)と思っております。父が愛用していたニコンF。発売当時、注文して届くまで3ヶ月待たされたとのこと。Fはぼくがこどものころからずっと傍にいるカメラ…大切にこれからも使い続けます。

今やフイルムも貴重品で、先日リバーサル買いに行きましたら在庫なくて3ヶ月待ちって言われた! 現像出して仕上がりまで1ヶ月かかる。シャッター切るのもドキドキしますね。でもそのドキドキがいいのよ。

フイルムの流れをよく見ると…花桃〜水仙〜また花桃。いかにゆっくり撮っているかということがわかります。だって、最初の花桃は今年じゃなくて去年じゃん(涙) こういう時間の流れを感じるのもアナログの良さなのかなぁ。この一年、いかに忙しかったかがわかる36枚の世界…。

真ん中あたりが暗いのは露出不足でした。リバーサルフイルムはラチュード(フイルムが再現できる露光域)の幅が狭くて難しい。なので単独の露出計を利用します。露出計が示す適正露出より少しアンダー気味に撮ろうと絞りすぎたらアンダーすぎた。リバーサルは気難しいのよ。でも、そこが魅力。出来上がってからじゃないとわからないのも醍醐味ですよね。撮り直しはもはやできない! だって、結果わかるの1ヶ月先だもの。