パレットの固形水彩の色見本をつくり、さてこれで万全と思っていたら新たなアイデアを思いついた! もう自画自賛! 今回はプロッター手帳のバインダーを使うんだから、このバインダーにセットできる色見本を作れば絵を描くのが楽じゃん。思い立ったら即実行! 普段にも増して、こういうことなら仕事が早い!
もう、30年以上使っているファイロファックス用のリフィル型抜き用の治具でキャンソン(だったはず)の切れ端をバイブルサイズに切り出し、色見本を作ることにしました。こうすれば、いつでもスケッチブックに描きながら色見本で色の確認ができるという塩梅。
バイブルサイズの用紙に色見本をつくる。パレットと同じ位置に色をのせていく。絵の具が乾いたらパウチをかけてやります。こうしておくと、汚れない。水彩なので水がかかっても大丈夫なようにしておかないとね。ところがここでミスに気がつく。治具で切り抜いたリフィルサイズの用紙にパウチをしたら、ひと回り大きなサイズになっちゃう。これはまずい。焦った。でも、なんとかギリギリのサイズで切り抜きました。完成したリフィルにこれまた長年ご愛用の6穴パンチで穴を開けてやりました。そして最後に、今年から我が書斎に加わった新兵器の角丸プロでリフィルの四隅をパチンと切り落とすと見事なアールができあがりました。我ながらうっとりする出来栄えに大満足。大きささえミスらなければ、完璧だったのにと思ったものの、ご心配には及びません。バインドして気がついた。プロッターって、横幅が広くても大丈夫だった。だって、もう一つのバインダーには自分手帳をバラしてフランクリンプランナーのサイズで綴じているから…。少々サイズが大きくなっても平気なのです。
さっそくセットして、いちごパフェを描いてみました。カバンから手帳のようにサッと取り出してサッと描けることに感動! よくよく考えると、手帳なんだから当然なんですけどね…。紙質が水彩紙じゃないみたい。そういえばリフィルのパンフレットには画用紙と書いてあったから画用紙なんだろうなぁ。まあ、どうしても描きにくいようならスケッチブックを切ってサイズを合わせてセットすればよい。
描き終わったら、天面のノリを手で引っ張って外してやればこのとおり。書いた用紙は取り外してもよいし、色見本の下に綴り直しておけば邪魔になりません。サイズが小さいということはあるけれど、いつでもサッと描けるというのはなんとも素敵。これは快楽でございますな。