花壇の中を曲線を描きながら進む小道。「花壇の小道」の作業がいよいよ本格化しています。一度外した枕木の中で、きれいなもの、再生可能な枕木を石畳のエッヂに再利用。これはY社長の素晴らしいアイデアでとても素敵な重厚感のある小道ができました。きれいな(歩いて足があたっても引っかかったり穴が開いていない)枕木を小道の内寸に合わせてチェンソーでカットして間隔を合わせて埋め込みます。
その姿はまるで16世紀チューダー朝様式(チューダースタイル)のような、石や漆喰(しっくい)と木の柱を組み合わせて壁を造ってゆく。そう、あの有名な「ハーフティンバー」の壁のような(と僕は思っている)重厚感のあるバロックの香りがする(と、これまた僕は思っている)花壇を抜ける小道となっていくのでした。
いよいよ地元産出の石灰石をふんだんに用いた石畳の作業がスタート。石は重いうえに大きさや厚みも全てバラバラだから、まるでパズルをするように合わせてゆきます。今日の作業でほぼ小道の石畳が姿を現しました。最終的には枕木の淵(ふち)と同じ高さの歩きやすい小道になる計画です。
今日も多くのお客様にお越しいただきありがとうございました。作業中は何かとご不便をおかけいたしますが、もう少々お許し下さいませ。まもなくどなたでも安心して安全に歩き花を楽しむお庭の小道ができあがりますので。