紅茶農園主のブログ

「英国庭園へと誘う小道」7日目 石壁とゲートが威容を放つ

2021年4月20日

「英国庭園へと誘う小道」の造成工事も1週間目を迎えました。玄関前スロープやテラスへと繋がる小道(スロープ)がその姿を現しました。そして、駐車場からお庭へとお客様をお迎えするゲートの工事が着々と進んでいます。石壁に敢えてこだわっているには訳があります。コッツウォルズの村々が近隣から産出される鉱石を用いて建物や石壁、橋をこしらえていったように、アーリーモーニングもこの地域特産の石灰石を用いてお庭をつくり上げていきたかったのです。詳しいことは完成してお話しいたしますが、英国流の紅茶と庭への愛情と伝統を大切にして日本で同じように紅茶とお庭への愛情と伝統をもってお客様に楽しんでいただけることがアーリーモーニングの大きな目標です。大切なのは英国そのままの形や表現ではなくて、紅茶やお庭を楽しむ心のスピリッツ! どうしてここまでお庭と紅茶を愛することができるのか? きっと魅力に溢れた想いがいっぱいあるはずです。その魅力をアーリーモーニングで触れていただくことができたらとてもうれしいです。 

誰もがみんな紅茶と庭を楽しむことができる環境整備を行うにあたって、やはり英国の人々の紅茶やお庭に対する愛情や姿勢を学びたいという想いから新見版コッツウォルズの紅茶とお庭づくりを大きな夢として温めてまいりました。その夢が、クラウドファンディングというチャンスをいただき、多くの皆様のご支援をいただくことで大きく前進することができました。

ゲートを抜けていくメインの小道とは別に、その横にもうひとつの小道の工事が間もなく始まります。そして、雨の日でもお庭でお花が楽しめたり、車椅子でもお足の不自由なお客様でもごゆっくりとお庭で過ごしていただけるよう、小道に屋根を設けます。その工事もゴールデンウィークまでには完成できるよう計画しています。

さあ、今年のゴールデンウィークは新しく生まれ変わったお庭に咲く花たちと紅茶で存分にお楽しみください!(完成前なので、ちょっとまだ早いね…汗)

朝から石積みの作業が続きました。
英国庭園、レストラン、カフェ、テラスへと誘うゲートが姿を現しました。
ゲートを抜けてメインの小道を進むとスロープの小道が枕木デッキ、テラスへと誘います。レンガの縁取りも目を引くテラスへのアプローチ。土も入りました。花の植え込みの準備も間近です。
玄関に達するまでの間のパーゴラを改造して、屋根付きの空間をつくります。雨が降ってもこちらでお庭を見ていただけます。(このパーゴラ、手づくりなんですよ!)