まるで竹の子のような芽が出てきました。大きく見えますが、地上の高さ1〜2センチくらいです。これはギボウシの芽。ヨーロッパではホスタとよばれています。これは夏にきれいな花を咲かせますが、どちらかというとそのダイナミックで大きな葉っぱを楽しむのが好きです。冬になると地上部は全て消えて無くなり姿を消します。そして春になるとこうして芽を出して、やがて大きな葉っぱをいっぱい持った株となって緑を楽しませてくれます。もともとは江戸時代にシーボルトらによってヨーロッパへ紹介されたそうで、江戸では園芸植物として人気だったとか。ということは、アーリーモーニング 英国庭園に植えているハナモモといっしょということのようですね。花桃は4月から5月にかけて一気に赤と白、それにマーブルのきれいな花を咲かせて楽しませてくれますが、あくまで観賞用ということで実は食べません。このギボウシの芽は品種によってでしょうが食べることができるものもあったりするようですね。僕は食べませんけど。楽しみは夏以降にとっておきましょう。
食べるんだったらこっちがいいよね。またまた登場の蕗の薹。これは食べても大丈夫。鼻にツンとくる香りと苦味こそは春の使者。ギボウシの芽の近くで発見しました。左の柔らかそうな葉っぱはラムズイヤー。柔らかくてまるで羊の耳みたい…ということから名前がついたとか。ちょっとレンズの向きを変えるとあちこちで色々な草花が成長を始めています。庭の草花の成長の様子も更新していきたいと思います。庭のあちこちで面白い花や草を楽しむことができますよ…ぜひお越しください。