紅茶農園主のブログ

痛てー! から 痛てててて…に変わるの巻

2021年3月18日

 棘(とげ)の痛さに耐えかねて、覚えてやがれ〜と荊棘(いばら)に向かって昨日は退散。今日はというと、へへへ買ってきましたよ剪定バサミ! 作業中に農園で無くしてしまってからとりあえずノコギリで作業してたんですが、やっぱりこれこれ。ノコギリは枝が揺れてしまうが、ハサミはチョキチョキ止まった状態で切れるから痛くない。ハサミでみじん切りにしてくれるわ〜! ということで、細かく切り刻んで前へ進みます。

 勇しく、右の腰にハサミとノコギリをセットして、手にはチェーンソーという出で立ちで出陣。おかげさまでハサミの威力は絶大で、どんどん細かく切ってやりながら進みます。そうして、目指す雑木にたどり着くとチェーンソーで倒していくという塩梅です。どんどん切り刻みながら前へと進むと、だんだんと手が痺(しび)れてきた。そりゃそうだ、1時間も握力検査(握って開いての繰り返し)続けてりゃ手も痺れるわ。手元が緩むと、どこからともなく現れる野茨(のいばら)の細い枝についている棘が太腿や腕や首に巻きついてきて思わず、痛てててて…(涙)。太い棘(とげ)は痛てー! なんだけど、細い小さな棘は体に絡まってくっついてくるのでこちらが動けば一緒についてくるのであります。それで、体を動かすたびにチクチクと引っかかって、痛てててて…ってわけ。

 そんな作業を続けているうちに、空にはお月様が現れました。そろそろ帰らなきゃ…。農園の中にいるようなものだから家はすぐそこなんだけど、なかなか辿り着けなくてどんどん薄暗くなってくる。それでも、剪定バサミのおかげでなんとか脱出に成功。ハサミ、ノコギリ、チェーンソーが当面の三種の神器ってわけです。