今日は終日曇り空…。ときおり青空が顔を見せるものの、どんよりとした空は遥かかの地の空を思い浮かばせて、これはこれで一興ではあるのですが。。。寒いー! もうびっくりするくらいの冷え込みで、風がきついから体感温度的には真冬と変わらないんじゃないかというくらいの気温でした。
庭にはまだ花らしきものがほぼ見当たらないようなそんな状態の中でも元気よく黄色い花を咲かせ、よい香りを楽しませてくれる花があります…。それが水仙。庭のあちこちに群生していて、これからが見ごろを迎えます…。
英国ロマン派の詩人であるウイリアム・ワーズワースの詩「水仙」はこう謳っています…「谷間を漂う雲のように 一人さまよい歩いていると 思いもかけずひと群れの 黄金に輝く水仙に出会った 湖のかたわら 木々の根元に 風に揺られて 踊る花々(壺齋散人訳)」
我が英国庭園の庭に咲く水仙も、まるで雲のように、あるいは風に揺られながら、どうぞみなさまお越しくださいね〜って、肩を並べてウェーブしながらうたを歌っているように見えませんか?