正月7日の七草を過ぎて、餅をつきました。なんで今頃? と思うでしょ。機械で餅をつくので食べる分をちょっとずつ作ったりしています。餅はやっぱりつきたてが美味しいからね。年末についた餅がなくなったのでまたついたというわけ。僕自身は今年は餅を食べる機会が少なくて元日にお雑煮でいただいたあと、このつきたての餅が2回目。餅の食べ方なんて、特に決まった流儀があるわけじゃないから好きにすれば良いのだけれど王道はこれでしょう。きな粉餅!
僕の場合、熱いお湯につきたてのお餅をつけて、取り出したお餅をお皿に乗せて上からきな粉をたっぷりかける。決して焼いたりいたしませんよ。これが俺流(笑)……いやいや、それじゃダメ。お醤油をかけて海苔で巻いて食べるのが一番美味しいという人もいれば、海苔じゃダメでしょう。お砂糖でしょう…という人もいるかも。そもそもいきなり熱湯につけるなんて邪道である。焼いてから熱湯につけなきゃならぬ…それになんで丸な訳? 四角が餅のあるべき姿である…などなど食べ方や形も地方や家庭よって色々でしょうし、家庭の中でも一人ひとり食べ方や好みがあるのもお餅の魅力でしょうねぇ。
実にシンプルな食材であるのに、こんな風にそれぞれの嗜好に合わせて楽しめるのは紅茶も同じ。餅米から作るお餅、葉っぱから作る紅茶。けっきょく、人が飽きずに愛され続ける食材ってシンプルなんですね。因みに、きな粉餅にミルクティーという組み合わせも悪くござんせんよ。嗜好の無理強いは致しませんが、よろしければお試しを。