紅茶農園にも春の使者が次々に訪れ、少しずつ景色が色づいて来ているような気がする。
空気が暖かくなって来て、日差しも眩しく感じる今日などは外に出て開花したばかりの水仙を眺めていると気分が前向きになってワクワクしてくる。
穏やかな天気だけれど、どこからか農園内に吹き流れていく風が心地よいが、カメラを構えると大変。
一年中風が吹くという土地柄も水仙によく似合うとわかっていても撮りにくいなぁ…。
ワーズワース詩集(岩波文庫 田部重治選訳)の「水仙」という詩の一節にこんな文がある。
… 折しも見出でたる一群の 黄金色に輝く水仙の花、湖のほとり、木立の下に、微風に翻つつ、旗、踊りつつ。
水仙と春の風の戯れは何処も同じなようなのでありますね。