午前中の時間を利用して、乃木坂にある国立新美術館で開催中の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を観てきました。
水曜日の午前中。開館直後だから空いている…とは考えが甘かった! すでに人でいっぱい。
お目当てはやはり、ピエール=オーギュスト・ルノワール作の「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」。かわいいイレーヌと呼ばれている作品。中学生の頃に買ってもらった画集のルノワールの表紙がこの絵だった!
本物はすごかった。やっぱり観に行ってよかった。感慨ひとしお。
個人のコレクションの場合、なぜこの絵を集めたのだろうか、どんな思い出この絵を集めたのかなぁ…などと考えると絵自体だけでなく、全体を鳥瞰してワクワクする。別のものが見えてくるような気がします。
今回はもう一つお目当てがあって、クロード・モネの睡蓮。この絵はご自由に写真をお撮りくださいというコーナーに展示されていて、みんなパシャパシャ撮りまくって大満足。
モネの絵はバックの壁の色との同一化や、見る角度によって変化する光がいろいろな情景を作ってくれるような気がして観ていて飽きない。上手く描くなぁと実感するも、そりゃそうだ。モネですから(笑)